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鮮ヤカニ月



 僕と僕の友人が、夜を徹してお月様に橋を欠けた日の午後六時半。
 鉢植えを持った人たちが列をなして橋を渡っていくのを見た。
「そんなものを持って何しに行くんだい?」
「一年草を植えに行くのよ。お月様をキャンバスに絵を描くの。」
 それはお月様が望んだものか、僕にはどうにも判断がつかなかったけれども。
 しばらくして色鮮やかなお月様が、クルクルと欠けた部分を変えて見せては僕らの目に様々な色を見せびらかしていたから、多分気に入ったんだとは思うのだけれど。
 橋の割れたところを修理しに行ったついでにお月様の裏側を除いてみたら、相も変わらぬ殺風景だった。
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素敵な物語

私も橋を渡りたいな~(^^)

裏側と表側はどこが境目?とふと思いました(^^;

Re: 素敵な物語

> きみどりめがね様

常に地球に向いてる側が表だと思ってましたが、
確かに地球から見ればと言うだけの話ですね。
いつも同じ表情なのでたまには違う表情も見たいものですが。
と言っても向こう側は隕石が当たりすぎて質量が軽いので
地球の引力に重いほうが引っ張られてるので、
延々とこっち側を向くことになるらしいのですが。
プロフィール

調子

Author:調子
男。178cm、57kg。昭和六十年生まれ。
喫煙者、飲酒家、博打打ち。ろくでなし。
好きな風呂は檜風呂。
愛車は1985年製のSR500。
けれども俺はヒノキ花粉症。おのれひのきめ、いつの日か必ずや檜風呂にしてケツに敷いてくれる。そろそろここに書くネタがないや。
著作権は特に主張したりとかは、ないです、短いからかぶってそうなこともありそうだし、何よりそんな暇があれば、次のを書く。もちろん侵害する気もないのではからずも盗作になっていた場合には対処します。
拍手コメントの返信は土曜日に一括でやらせて頂きます。ご了承ください。

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